鳥取県若桜町

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OSJ氷ノ山山系トレイルレース

 肌寒い日が増え、木々が色づき秋の深まりを感じる中「OSJ氷ノ山山系トレイルレース」が開催されました。このレースは、1年間を通し全国各地の山岳地帯を舞台に開催されるOSJトレイルランニングレースシリーズの第10戦目にあたり、平成26年の最終レースでもあります。

 氷ノ山山系でのレースは今年で5回目の開催を迎えましたが、若桜町内を起終点(わかさ氷ノ山スキー場)として開催されるのは今年が初めてのことで、私たちも大会スタッフとして参加させていただきました。

 レースは全長約73㎞の起伏に富んだコースで行われ、秋深まる氷ノ山山系の大自然を満喫しながら走行します。しかし、コースには3つの関門が用意されており、各関門とゴールにたどり着くまでの制限時間が定められていますので、あまりのんびりし過ぎるのも禁物です(^_^;)

 

 開会式を終え、特設ゲートの前に参加者が集まります。気温5度と冷え込む中、県内外から集まった489名の選手たちはしきりに身体を動かしスタートの時を待ちます。

 午前6時、いよいよスタートです。勢いよくゲートを飛び出しゲレンデを駆け上がっていく選手たち。ゲレンデを滑り下りた経験しかない私には、その姿は力強く、また、壮観に映りました。

小林町長から激励のあいさつ

小林町長から激励のあいさつ

スタート目前、皆さんリラックスしています

スタート目前、皆さんリラックスしています

一斉にスタート、頑張ってください!

一斉にスタート、頑張ってください!

ゲレンデを駆け上がる光景、圧巻です!

ゲレンデを駆け上がる光景、圧巻です!

 わかさ氷ノ山スキー場を後にし、第2関門の兵庫県美方郡新温泉町青下(あおげ)集落へ向かいました。午前10時過ぎに到着しましたが、その頃には気温が上がり少し暑さを感じるほどでした。

 周囲を散策していると続々と選手たちがやってきました。スタート地点からここまでの道のりは約42㎞、フルマラソンとほぼ同じ距離です。それだけの距離を走破してきたにも関わらず、選手の皆さんの顔には笑顔が見受けられます(^^)

いい天気、絶好のレース日和です

いい天気、絶好のレース日和です

舗装された道は走りやすくて気持ちいいです

舗装された道は走りやすくて気持ちいいです

 トレイルレースのコースは、大半が舗装のされていない険しい山道や林道です。そのため、普通に走るよりも体力の消耗が激しくとても過酷な競技です。私たちも実際にコースを走ってみましたが、山道は傾斜がある上、地面が土で足の踏ん張りが利かず全く前に進みません。想像以上に体力を消耗してしまいました。日頃の運動不足が露呈し、それと同時にもう若くないという悲しい現実を思い知らされました(-_-;)
ここ…走るんですか?

ここ…走るんですか?

山道も何のその、余裕の表情です

山道も何のその、余裕の表情です

一方こちらは…、笑顔が引きつってます

一方こちらは…、笑顔が引きつってます

 今回のレースは、多くのリタイア者が発生する過酷なレースとなりました。特に第1関門から第2関門の間で69名の方がリタイアされたそうです。

 そんな中、1位でゴールされたのは長野県在住の平澤 賢市さん。おめでとうございます!

 完走しお疲れのところでしたが、ダメ元でインタビューをお願いしたところ快く引き受けてくださいました。

Q1.1位でゴールされた今のお気持ちは?

A1.今年のシリーズは第2戦から全て出場してきましたが、1年間の締めくくりのレースで優勝することができ、非常に嬉しく思います。

Q2.トレイルレースを始められたきっかけは?

A2.元々高校では陸上部に所属していたのですが、大学生や社会人になってからも走ることが好きだったので趣味として競技を続けてきました。7~8年前に本格的にトレイルレースが競技化されてから参加するようになりました。色々な場所へ行くのが好きで、北は北海道、南は奄美大島まで全国各地をドライブして回りレースに参加しています。

Q3.普段どのようなトレーニングをされていますか?

A3.週に2日程度トレーニングをしています。平日は、基本水曜日に軽めに。仕事が休みの土日どちらかは10時間位走っています。家の近くに八ヶ岳があるので、トレーニングを兼ねて登山をすることもあります。ウェイトトレーニングは全くしていません。走るために必要な筋肉は、走ることで身に付けることができますよ。

Q4.平澤選手にとってトレイルレースとは?

A4.趣味です(笑)

Q5.今後の抱負をお願いします!

A5.来年も色々なレースに参加したいですし、色々な山や場所に行きたいです。山に登るのが好きなので、今後は登山もしていきたいと思います。今年は、初めて北アルプスを登りました。来年以降はもっと多くの山々を登ってみたいです。

1位の平澤選手がゴール!

1位の平澤選手がゴール!

平澤選手と記念写真

平澤選手と記念写真

 平澤選手、お疲れのところインタビューに応じていただきありがとうございました。そして、参加された選手の皆さん、本当にお疲れ様でした。

 私は、今回初めてトレイルレースを観戦しました。約73㎞という途方もない距離に立ち向かう精神力、その日の天候によりコンディションが変化するコースに対応する技術力、そして、最後まで走り抜く体力。それら全て、心・技・体を備えた選手たちが生み出す感動の場面。トレイルレースはまるで一作のドラマのようでした。

 来年以降もこの大会に携わっていきたいですし、機会があればぜひ参加してみたいと思います(^^)

 皆さんも選手としてまたは観客として、この感動を味わってみてはいかがでしょうか? 

(記:山根 詳生、中口 賢一)

営業時間・開催日時

開催日時:平成26年10月19日(日)午前6時~