鳥取県若桜町

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蔵通り・仮屋通り

 若桜駅から歩くこと1分、2つの通りにたどり着きます。若桜町の有名な観光スポットであるこれらの通りは、かつての城下町・宿場町の名残であり、旧家の白壁土蔵群の通りだったようです。昔ながらの町並みが残るこの通りは、厳粛な雰囲気を感じさせます。宿場町時代にタイムスリップしたかのように、若桜が華やかに繁栄していたことが想像されます。

 蔵通りは、約300mに渡って商屋の土蔵が連なっており、妻入白壁、赤瓦、下見板張りどれも妻側を蔵通りに向けて、統一のとれた景観となっています 。現在、通りを挟んだ反対側には 4つの寺院が面しており、蔵通りとともに通りの景観をより一層際立たせています。

蔵通り

蔵通り

 

 仮屋通りは、「カリヤ通り」とも表記され、家と道路 との間にある幅1.2mほどのひさしのついた私道の ことをいいます。昔はこれが⻑く続いており、雪や雨の日は傘をささずに通り抜けができたようです。昭和の初め頃には、約800mのひさしが続くアーケードだったとか。今はとぎれとぎれにひさし(仮屋)の住宅が見られますが、かつては、この道が但馬(兵庫県北部)や播磨(兵庫県西南部)へと続く道だったようです。

 明治18年5月に発生した大火によって、若桜宿のほとんどが焼き尽くされました。これにより、地域の取り決めで、裏通りは土蔵以外の建物や人家を建てることを禁 止し、本通りは道の拡幅のために、ひさし(仮屋)を下げることなどが決められました。その結果、今日のように蔵がまとまって建てられている「蔵通り」やかつては約800mのひさしが続いていた「仮屋通り」が誕生しました。各通りの横を流れる若桜町のきれいな清流とあいまって、格好の散歩道となっています。

 皆さんも若桜駅付近までお寄りになられた際は、ぜひ「蔵通り」、「仮屋通り」まで立ち寄ってみてはいかがでしょうか?思い出に残る散歩となること間違いなしです!

(記:中口 賢一、林 辰彦)

仮屋通り

仮屋通り

   

 

 

 

 

   

 

 

所在地


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