鳥取県若桜町

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若桜町鮎釣り大会

    6月29日(日)、晴天の最中、中之島公園付近の八東川で「若桜町鮎釣り大会」が開催されました。昨年に続き、今年で2回目となるこの大会には若桜町内外から29名の選手が参加され、中には兵庫県、岡山県、広島県など、県外からの参加者も多くみられました。選手の皆さんは色とりどりのウェアやサングラス、専用の装備を身にまとわれ、釣りのことは全く分からない私たちから見ても、皆さんの“本気度”がうかがえました。

    この大会は、「友釣り」という漁法で行われています。鮎はとても縄張り意識の強い魚で、縄張りの中に他の鮎が入ると、追い払うために体当たりをする習性があるそうです。友釣りはこの習性を利用し、囮(おとり)の鮎に仕掛けを付け、わざと縄張りに侵入させ、怒った鮎が体当たりしてきたところを引っ掛けて釣る日本古来の漁法だそうです。 

中之島公園付近の八東川

中之島公園付近の八東川

装備を身にまとい集まる参加者たち

装備を身にまとい集まる参加者たち

    大会は予選と決勝の2回に分けて行われ、制限時間内に釣り上げた鮎の数を競います。決勝は予選上位10名の選手で行われ、予選の結果は持ち越しません。決勝の2時間でより多くの鮎を釣りあげた選手が最終的に優勝となります。決勝開始前には各選手の緊張感が周りで見ている私たちにもひしひしと伝わってきました。失礼ながら、楽しく“釣り”をする大会だと思っていた私たちでしたが、見ていると、スポーツとしての“釣り”の競技性に引き込まれ、野球やサッカーの試合を観ているような感覚を味わうことができました。

    競技終了後の結果発表ではギャラリーの皆さんと一緒にドキドキしながら見守り、アナウンスされる結果を聞いて「おぉーーっ!」とついつい声を上げてしまうほどでした。結果は、決勝の2時間で14匹を釣り上げた地元若桜町の君野選手が見事優勝を達成されました。入賞された選手にはトロフィーと地元産の米や、豚肉、地酒などの副賞が贈られ、表彰後に行われたくじ引き抽選会でも素敵な景品が用意されていました。参加された選手の皆さんは両手に景品を抱え、競技を終えたすがすがしい笑顔で帰路につかれていたのが印象的でした。

普段は和やかな鮎釣りも今日は真剣勝負です!

普段は和やかな鮎釣りも今日は真剣勝負です!

釣り上げた鮎、輝いてます!

釣り上げた鮎、輝いてます!

    千代川漁業協同組合若桜支部長の小林さんは、「鮎釣り大会の醍醐味は、鮎を釣るということはもちろんだが、釣り仲間同士の交流を図れることだ」とおっしゃっていました。

    今回、私は初めてこの大会を観戦しましたが、釣りという共通の趣味を持った仲間同士、世代や住んでいる地域を超えて競い交流できるイベントの楽しさや清流のまち若桜町の素晴らしさを感じました。選手として参加する楽しみはもちろん、観戦することも大会を楽しむ要素の1つです。若桜町の豊かな自然の中で真剣勝負を挑(いど)む選手の熱い姿をぜひ見に行かれてはいかがでしょうか?

(記:尾坂 明紀、銀杏 惇志)

トロフィーを受け取る参加者

トロフィーを受け取る参加者

「優勝された君野さん」おめでとうございます!

「優勝された君野さん」おめでとうございます!

 

営業時間・開催日時

開催日時:平成26年6月29日(日)