鳥取県若桜町

色の変更 ピンク グリーン オレンジ ブルー 文字サイズ 標準

わかさ氷ノ山夏山開き

 

受付テント前に続々と集まる参加者

受付テント前に続々と集まる参加者

    6月1日(日)、今年も夏山登山の季節がやってまいりました。鳥取県と兵庫県の県境にある氷ノ山は標高1,510m、中国山地では鳥取県西部にある大山に次ぎ第2位の高さを誇り、日本200名山・関西100名山にも選定されている山で、冬はスキー場としても賑わっています。

    この日の氷ノ山は晴天に恵まれ、最高気温30度超え!登山には少々厳しいコンディションとなりましたが、小さな子どもさんからご年配の方まで、この日のために県内外からおよそ1,000人の登山客が訪れたそうです。

 

力強い太鼓演奏!

力強い太鼓演奏!

    午前9時、「氷ノ山樹氷太鼓の会」の太鼓演奏に送られて登山スタート。氷ノ山の山々に響き渡る太鼓の音により、私たちの気持ちも猛暑に負けず徐々に高ぶってきました。登山ルートは初心者向けの「氷ノ越(ひょうのごえ)コース」。前半は木々に囲まれた木陰の多いルートで、小川のせせらぎが聞こえるなど、非常にリラックスした気分で登ることができました。しかし、やはり日ごろの運動不足が響いたのか、数分歩くだけで息が上がってしまうことに。無事に登頂できるか不安を抱えながらのスタートとなりました。

 

 

木々の緑が鮮やかです

木々の緑が鮮やかです

    時折吹く風が心地よく、また、道端の植物が癒しを与えてくれます。黄色みを帯びた緑、深みのある緑など、木々の緑のバリエーションの豊かさに驚きです。美しい!鳥の鳴き声、虫の羽音、自分の呼吸音、クマ避けの鈴の音、土を踏む音・・・・・・森の静けさの中、普段は聞き逃してしまっている様々な音を楽しむこともできました。また、登るにつれて空が近づいてくるようで、思わず空に手を伸ばしてしまいました。

 

 

 

はい!頑張ります!

はい!頑張ります!

    登山ルートの所々には、木製の小さな看板が立てかけてあり、「がんばって! 4/10」、「ひと休み 5/10」のような手書きのメッセージが。頂上まで後どのくらいかを教えてくれるこの看板は、読むだけでこれまでの疲労感を一時的にリセットしてくれるようで、長時間歩き続ける中でこの看板の存在がちょっとした楽しみでもありました。とても助かりました。感謝です^^

 

 

 

山頂の山小屋、わかりますか?

山頂の山小屋、わかりますか?

    山頂まであと半分、やっと頂上の山小屋が見えました。見えたけど・・・小さい!遠い!!残りの体力でたどり着けるのだろうか・・・。改めて氷ノ山の雄大さを実感しました。まだまだ頑張り甲斐がありますね。しかし、それと同時にゴールが見えたことで少し元気が回復しました。闇雲に歩いている時とは違い、目標がはっきりすると人間力が出るものです。さあ、山頂までもうひと踏ん張り!

 

 

 

山々が見下ろせます。我ながらよく頑張りました

山々が見下ろせます。我ながらよく頑張りました

    さて、途中何度かの休憩と山のアップダウンをはさみ、勝手に他の登山客をライバル視し、追い抜き、追い越されながら、なんとか頂上へ到達することが出来ました。午後から行われる神事のために荷物を持って登った先発隊を含め、すでに多くの方々が登頂されていました。

    知り合いがこの先発隊に加わっていたのですが、木の板など数kgある荷物を担いで登ったため、途中もうダメかと思った、とのことでした。登山経験のある人ですら厳しいお役目。本当にお疲れ様でした。

 

 

おにぎり美味しい!

おにぎり美味しい!

    登頂後、待ちに待ったランチタイム。少しでも涼しいところで食べたいという思いがあり、山頂小屋付近を歩き回りましたが、すでに他の登山客が占領済み。そもそも太陽が真上にあるので日陰自体も少なく、強い日差しを浴びながらご飯を食べている方がほとんどでした。どうしようかと困り果てていたところでしたが、なんとかスペースを見つけそこで休憩することができました。山頂で食べるおにぎりはなんとなく特別な味がしますね。

 

 

 

    食事を終え一息ついていると、山頂中央部広場で神事が始まりました。これは今シーズンの登山者の安全を祈願するため、神様にお祈りをする儀式。大勢の登山客が周りを囲み、今年1年の安全を願いました。神事後は御神酒をいただき、登山証明記念品(登頂証明書と記念バッジ)を受け取ったあと、名残惜しくも下山準備を始めました。

登山客の安全を願いします

登山客の安全を願いします

記念品の登頂証明書

記念品の登頂証明書

    登るよりも断然楽。意気揚々と下り始めましたが、しばらくすると全体重の負担がかかってくる両足は、徐々に踏ん張りが利かなくなりぷるぷると震え始めました。正直きつかったです。会話も減少、黙々と下ります^_^;

    そんなこんなで午後3時頃、なんとか麓まで下りてきました!1日の疲れが全部吹き飛んだかのような解放感と達成感!とてもすがすがしい気持ちになりました(^^)

皆さんもぜひ氷ノ山登山を!

皆さんもぜひ氷ノ山登山を!

    今まで登山経験はあまりありませんでしたが、氷ノ山という素晴らしい自然を改めて肌で実感し、とても充実した時間が過ごせました。

    また、下山後、平らに整備された道路がこんなにも歩きやすいものであると実感できたことは、私にとってちょっとした収穫になったような気がします。加えて、運動不足、体力不足を痛感した1日でもありました(・u・`)

 

(記:山根  あずさ、森岡  剛)

営業時間・開催日時

開催日:平成26年6月1日(日)