町長室
若桜町長 上川 元張
ごあいさつ
若桜町は、今、深刻な過疎化・高齢化の問題に直面しています。令和2年の国勢調査で人口は3千人を割り込み、2人に1人が65歳以上の高齢者となりました。
一方で、コロナ禍にあって、密を避けて町内に移住したり、若桜宿カリヤ通りの町歩きや氷ノ山のキャンプなどで町内を訪れる人は、むしろ増えています。コロナ禍で人々の価値観は確実に変化しており、近い将来、若桜町の豊かな自然、歴史的な町並みや文化が高く評価される時代がやってくると確信しています。
私はこうした若桜町の現状を踏まえて、たとえ人口が減っても、町民の皆さんの絆をより深めて自立を目指し、また、町外からも多くの方々においでいただき、住んでいただき、あるいは応援をいただける環境づくりを行い、町民がいつまでも楽しく幸せに暮らしていける、そんなまちづくりを進めていきたいと思います。
町民や民間団体の皆さんと力を合わせて、歴史と伝統のあるこの若桜町を発展させ、次の世代に引き継いでいきたいと考えています。
令和4年2月20日
若桜町長 上 川 元 張
プロフィール
昭和38年8月 若桜町生まれ
平成元年3月 早稲田大学法学部 卒業
平成元年4月 鳥取県庁入庁
平成26年度~27年度 南部町企画政策課長(出向)
平成28年度より 福祉保険課くらし応援対策室長、県土総務課用地室長、県議会事務局議事・法務政策課長を歴任
令和4年2月 若桜町長に就任
(任期:令和4年2月20日~令和8年2月19日)
町長室「発」(広報わかさ)
※令和4年5月号から掲載予定