(趣旨)

第1条　この要綱は、若桜町木質チップボイラー導入効果調査推進事業費補助金(以下「本補助金」という。)の交付について、若桜町補助金等交付規則(昭和54年若桜町規則第257号。以下「規則」という。)に定めるもののほか、必要な事項を定めるものとする。

(交付目的)

第2条　本補助金は、氷ノ山高原の宿氷太くん(以下「氷太」という。)に設置した木質チップボイラーの導入効果を検証するため、灯油価格の下落による木質チップ価格との差額を補填し、もって木質チップボイラーの安定稼働による有効な導入効果検証の取得を目的とする。

(補助対象者)

第3条　本補助金の交付の対象となる者(以下「補助対象者」という。)は、若桜木材協同組合とする。

(補助対象経費)

第4条　本補助金の交付の対象となる経費(以下「補助対象経費」という。)は、補助対象者が協定価格で氷太へ販売する木質チップ販売額と、木質チップボイラーの代替として灯油ボイラーを稼働させた場合の灯油経費との差額とし、別表のとおりとする。

(本補助金の算定)

第5条　本補助金は、灯油販売の実勢単価に応じた補助対象経費に対応する額とし、別表のとおりとする。

(交付の申請)

第6条　規則第5条の規定による交付申請は、様式第1号によるものとし、次に掲げる書類を添えて、町長に提出しなければならない。

(交付決定)

第7条　町長は、規則第6条の規定により、本補助金の交付を決定したときは、様式第2号により通知するものとする。

(申請事項の変更等)

第8条　規則第9条の規定による申請の取り下げ及び規則第10条の規定による本補助金の申請に係る内容の変更は、原則として認めない。

(着手届等)

第9条　規則第12条の規定による着手届及び規則第13条の規定による完了届は、これを要しない。

(実績報告の時期等)

第10条　規則第17条の規定による実績報告は、これを要しない。

(補助金の額の確定)

第11条　本補助金の額の確定は、第7条に規定する交付決定に合わせて行うものとする。