若桜町訪問団 平昌冬季オリンピック観戦&交流会開催

更新日:2023年03月31日

 韓国江原道平昌郡で行われた冬季オリンピックの応援や、平昌郡住民との交流等を通して、平昌郡と若桜町のそれぞれの良さを認識しあい、また若桜町民の国際交流に対する関心を高め、交流の輪を広げていくことを目的として、若桜町の住民等15名を含む訪問団20名が訪韓しました。

2月9日

  • 8時 鳥取市のダンスグループ「桜道里(オードリー)」と鳥取砂丘コナン空港で出発式
横断幕と約15人の交流訪問団の集合写真

いってきます!

空港で出発を待つチャーター機の写真

鳥取県チャーター機

  • 9時20分 鳥取空港発
  • 11時 襄陽(ヤンヤン)空港着
    歓迎セレモニー(花束贈呈)
  • 15時 平昌郡(ハーブナラ農園)着 休憩、夕食
レストランで大人数がテーブルの周りに座って食事をしている写真
  • 20時~22時 オリンピック開会式

 観光バスからシャトルバスに乗り換えて開会式会場へ。開会式の会場付近は、イルミネーションで彩られ、また、各国の国旗がはためいているなど、参加者の気持ちも徐々に高まります。

 開会式では、チャングという伝統打楽器の演奏や幻想的な踊り、華やかな光の演出や花火が会場を盛り上げ、観客を魅了しました。選手が入場してくると、座席に設置された電灯が赤や黄に光り、また、会場全体に国旗や文字が浮かび上がり、開会式を幻想的に演出しました。

数多くの国旗の前で撮影された横断幕と約20人の集合写真
オリンピックの開会式で日本選手が入場している様子の写真
  • 2時 ハーブナラ農園着

2月10日

 午前中は、若桜町と韓国の「食」文化について、相互に触れ合い、良さや魅力を感じることで交流を深めることを目的に、平昌郡蓬坪面(ポンピョンミョン)の振興会の方20名との交流会を開催しました。

 キムチやチヂミ作りをして本場の韓国の食文化に触れ、また、実際に現地の方と交流をしたことで、韓国への興味や親しみが深まりました。「ぜひ若桜町へ行ってみたい」と言われる方もあり、わずかな時間でしたが、国を超えお互いに打ち解けることができました。

  • 10時~ キムチ・チヂミ作り
女性4人グループでテーブルの上でキムチを作っている様子の写真

キムチ作り

男性3人グループでテーブルの上でキムチを作っている様子の写真
大人数でテーブルの上の鉄板を使ってチヂミを作っている写真

チヂミ作り

鉄板の上に載っているチヂミと皿の上に載っている具材の写真

旧正月に食べられるチヂミ

  • 11時30分~ おやき作り
ジェスチャーで作り方を説明しながらおやきを作っている様子の写真

レシピとジェスチャーで作り方を説明

説明を聞きながらおやきを作っている女性の写真

初めてのおやき作り

雪の中、遊歩道で撮影された大人数での集合写真

12時15分~ 昼食懇親会

  1. 歓迎のあいさつ
  2. 訪問のあいさつ
  3. お土産交換
  4. 乾杯
  5. 食事をしながら歓談(若桜町の紹介)
  6. 抹茶のふるまい
  7. 韓国の童謡「故郷の春」の合唱
  8. 記念撮影
約10人でテーブルの周りに座って食事をしながら歓談している様子の写真

歓談

4人がテーブルの周りに座って折り紙をしている様子の写真

一緒に折り紙

2人が立ってテーブルの上で抹茶を作っている写真

抹茶のふるまい

大人数が円になって韓国の童謡を合唱している様子の写真

韓国の童謡「故郷の春」を全員で合唱

  • 21時35分~ スキージャンプ男子決勝(ノーマルヒル)
    (会場:アルペンシアスキージャンプ場)

 風がとても冷たく、顔が痛いほどの寒さでしたが、選手が飛ぶ姿は思わず見入ってしまう程迫力がありました。

多くの観客がいるスキージャンプ会場の写真
スキージャンプの会場で日本の国旗を持つ6人の集合写真

2月11日

 韓紙(ハンジ)(韓国の伝統紙)や漆工芸が有名な原州(ウォンジュ)市で、韓紙テーマパークと漆工芸センターを視察しました。参加者は興味深そうに、韓紙や漆の歴史や作り方などの説明を聞き、韓国の伝統文化の奥深さや美しさに触れました。

韓紙テーマパークの前で撮影された横断幕と約20人の集合写真

韓紙テーマパーク

漆工芸センターの展示物を見学する複数人の写真

漆工芸センター

  • 18時20分 平昌郡主催夕食会(会場:ハーブナラ農園)

 平昌副郡守のほか、以前に交流職員として来町された全瑛敏(チョンヨンミン)さんと李美眞(イミジン)さんなど7名が出席され、再会を喜びました。

平昌副郡守と副町長がそれぞれ人形を持って横に並んでいる写真

承潭(オスンダム)副郡守(右)と山本副町長(左)

レストランで約10人がテーブルの周りに座って食事をしている写真
8人がテーブルの周りに座り食事をしながらカメラの方を向いている写真

2月12日

 フィギュアスケートなどのオリンピック競技が行われる江陵(カンヌン)市にある烏竹軒(5千ウォン札、5万ウォン札の肖像画になった親子の生家)や船橋荘(朝鮮時代の貴族階級の邸宅)等を訪れ、オンドルの仕組みや韓国の伝統的な建築様式などを視察しました。

 また、鳥取県の広報ブースを訪問し、若桜町のパンフレットや因州若桜焼の土鈴の配布などを依頼しました。

札の肖像画になった親子の家を複数人が見学している写真

烏竹軒(オジュッコン)

朝鮮時代の貴族階級の邸宅を入口から数人が見学している写真

船橋荘(ソンギョジャン)

  • 18時 襄陽空港発
  • 19時 鳥取空港着 解団式
空港の中で大人数で集まっている人たちの写真

 気温も低く、ハードなスケジュールでしたが、オリンピックの熱い応援や平昌郡の住民の方と楽しい交流ができた4日間でした。

参加者の感想

  • オリンピック会場はもとより、若桜町へ韓国平昌郡より交流員として若桜町に来ておられた李美眞さんとの再会は喜びに溢れた時間でした。初めての韓国も彼女の暮らす場所となると、どこか懐かしささえ感じました。歓迎会の夜、変わらない笑顔を前に離れていた時間は一気に巻き戻され、若桜で一緒にご飯を食べた日々がまるで昨日のことの様でした。
    同時に新しい出会いもありました。人、味、文化、どれも素敵。今回の機会を頂けたことに心からの感謝でいっぱいです。有り難うございました。
  • オリンピックを生で見るのが初めてなら韓国に行くのも初めて。凍てつくマイナス10度~20度の世界に長時間さらされるのも初めてなら、初めて口にする食事だらけ。景色や文化の違い、勿論それが旅の醍醐味、全てが驚きの連続。
    韓国訪問の3日目は偶然にも私の誕生日。その日は平昌郡の関係者との夕食会。宿泊や食事等、全てにおいてお世話になった「ハーブナラ農園」の園長さんの粋な計らいで、サプライズ韓国式誕生会。派手なお祝いに照れるやら感動するやらで、更に思い出深いものに変わりました。ありがとうございました。
    若桜町と平昌郡との友好がもっともっと深まればいいですね。

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