1　特定個人情報の保護に関する考え方

本町では、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(平成25年法律第27号。以下「番号法」という。)及び若桜町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例(平成27年若桜町条例第30号。以下「番号利用条例」という。)に定められた事務において特定個人情報を取扱います。また、番号法、番号利用条例、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号。以下「個人情報保護法」という。)及び若桜町個人情報保護法施行条例(令和5年若桜町条例第1号)並びに若桜町議会の個人情報の保護に関する条例(令和5年若桜町条例第11号)では、特定個人情報の利用範囲を限定する等、より厳格な保護措置を定めていることから、本町における管理体制及び管理規程、取扱手順を整備し、職員等に遵守させる等の措置を講じ、適正に特定個人情報を取扱います。

2　特定個人情報の保護方針

特定個人情報を取り扱う全ての事務において、次のとおり特定個人情報を適正に取扱います。

(法令遵守)

(1)　特定個人情報の適正な取扱いに関する法令等(注)を遵守します。なお、法令等には次のものを含みます。

・　番号法

・　個人情報保護法等関連法令

・　若桜町個人情報保護法施行条例

・　若桜町個人番号の利用及び特定個人情報の提供に関する条例

・　特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン(行政機関等・地方公共団体等編)(平成26年特定個人情報保護委員会告示第6号)

・　個人情報の保護に関する法律についてのガイドライン(行政機関等編)(令和4年個人情報保護委員会告示第1号)

・　若桜町情報セキュリティポリシー

(管理体制)

(2)　実施機関は、保有する特定個人情報の適正な管理を行うための組織体制を確立します。

(安全管理措置)

(3)　特定個人情報の漏えい、滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のために必要な安全管理措置を講じます。

(適正な収集、保管、利用及び廃棄並びに目的外利用の禁止)

(4)　特定個人情報は、番号法に定められた事務のうち、あらかじめ本人に通知した利用目的の達成に必要な範囲内で適正に利用、収集、保管及び提供するとともに、不要となった特定個人情報は速やかに廃棄します。また、目的外利用を防止するための措置を講じます。

(委託及び再委託)

(5)　特定個人情報を取り扱う事務の全部又は一部を委託する場合、委託先(再委託先を含む。)において、番号法及び個人情報保護法に基づき本町自らが果たすべき安全管理措置と同等の措置が講じられるよう必要、かつ、適切な監督を行います。

(事案の発生に対する対応)

(6)　実施機関は、特定個人情報の漏えい等安全確保の上で問題となる事案の発生又は発生のおそれを把握した場合に、適切、かつ、迅速に対応するための体制及び手順等を整備します。

(継続的改善)

(7)　特定個人情報の保護に関する取扱規程等及び安全管理措置を継続的に見直し、その改善に努めます。

附則

附則(令和5年3月28日告示第46号)